ステークホルダーとの関わり

T&K TOKAの事業は、さまざまなステールホルダーとの関わりで成り立っています。当社は、企業情報を積極的、効果的かつ公正に開示し、ステークホルダーと建設的な対話を行うことで、長期的な企業価値の向上を図っています。

T&K TOKAグループのステークホルダー

株主・投資家

当社は、すべての株主・投資家に対して平等な対応を行い、株主間で情報格差が生じないよう適時・適切な情報開示を行っています。また、株主還元を重要な経営課題と位置づけており、2020年度は1株当たり15円、2021年度、2022年度はいずれも1株当たり40円の年間配当を行っています。

お客様(社会)

お客様との対話を通して社会課題を解決する製品・サービスの提供を行っています。国内シェアNo.1のUVインキをはじめ、バイオマスインキ、EBインキ、液状炭素繊維分散樹脂など、環境対応製品の開発・提供を通じて、社会の環境負荷低減に貢献しています。

サプライヤー

サプライヤーと中長期的に良好な関係を築くことを目的に、定期的なサプライヤー監査を行っています。また、健康や環境への影響がより少ない原料の調達に向けて、新規サプライヤーとの取引を開始する際も、サプライヤー監査を行うとともに、リスク管理の観点から複数調達ルートの確保に努めています。

行政・業界団体

行政とのかかわり

主力生産拠点である埼玉事業所では、埼玉県が定めた各種条例などへの遵守のほか、2021年度より管轄する自治体の三芳町が掲げた「みよしSDGs宣言制度」へも登録し、自治体とのSDGs目標達成に向けた連携強化も行っています。
埼玉事業所以外の拠点においても各自治体で定めた基準を遵守し、地域に貢献できるよう事業活動を行っています。

業界団体とのかかわり

印刷インキ工業会

印刷インキ工業会では、印刷インキの成分に使われる可能性のある物質のうちから、安全衛生上使用してはならない物質(NL対象物質も1,020物質群(令和5年5月))を定めています。
当社はこのNL規制への適合を基本方針として、健康や環境影響の少ない製品を設計しています。印刷インキは、カタログ、書籍、伝票、容器や包装材料など、さまざまな用途の印刷に使われており、身の回りにある多くの製品に印刷が施されています。その製品の安全性を確保する上で印刷インキは重要な要素であり、高い安全性が求められています。

クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)

クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンスとは、海洋プラスチックごみの問題解決に向けて、プラスチック製品のより持続可能な使用並びにプラスチック廃棄物の削減につながる革新的な代替品の開発及び導入普及を図るため、業界の垣根を越えて経済界全体としての活動を企画・推進に取り組む官民連携組織であり、当社もこれに加盟しています。
CLOMAでは、海洋プラスチックごみ問題に関する情報や、容器包装等の素材、3Rに係る取組に関する情報提供の他、セミナー、展示会など様々な活動を行っています。当社も海洋汚染の防止に貢献できる製品の開発に寄与できるよう情報収集等も積極的に行っています。

従業員

当社の経営理念である“「独自のテクノロジー」で「お客様にとって真によいもの」を提供し、社会に貢献する”を実現するためには、人材が鍵であると考えています。一人ひとりの個性を大切に自分らしく働き・輝ける企業となるよう、従業員との対話を通じて、多様な人材の多様な働き方を支援しています。

地球環境

近年、国際社会では、地球温暖化の影響による気候変動や生物多様性の喪失、そして人口増加にともなう資源の枯渇など、地球規模での環境問題が深刻化しております。また、SDGs(持続可能な開発目標)の達成など、サステナブルな社会の実現、すなわちこの原点に立ち返った経営が重要であると考えています。
当社はこのような問題に対し、取り組むべき重要課題として位置づけており、地球環境と調和した持続可能な企業活動を営むことが社会的責任であると自覚し、脱炭素社会、循環型社会への順応、そして化学物質の適正管理を目的とし、さまざまな環境配慮への活動に取り組んでいます。
さらには、製品のライフサイクルを通して環境負荷の低減に寄与することを目的として、積極的に環境配慮型製品の開発とその普及活動も行っています。

サステナビリティ

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